CTS STEPUP プログラム
AXCRとは

中央自動車大学校のステップアッププログラム!
チュウオウで学ぶ技術に世界での経験をプラス!
中央自動車大学校では、毎年高い合格率の一級自動車整備士資格や二級自動車整備士資格、車体整備士と呼ばれる事故車の修復を仕事とするための資格取得はもちろん、高い技術取得が難しい「経験」をCTSで身につけて欲しいという思いから世界という舞台を用意しました。
一級コースの四年生を対象として、レース車両の製作から始まります。日常では想像できない過酷なレースに参加する車両を自分たちの手で組上げます。そして、優秀者を表彰という形でAXCRのチームメカニックとしてタイに派遣いたします。その優秀者の選抜は、成績や技術力だけでなく、何よりも前向きに頑張れる「やる気」を重視しています。
レース車両の製作や海外で一週間にも及ぶ過酷な状況での経験は何物にも代えられない君たちの「チカラ」になるはずです。
さらなる「経験(チカラ)」を求めて”CTS SETUP PROGRAM”
アジア・クロスカントリー・ラリー(AXCR)とは
最高の経験をプラス

アジア・クロスカントリー・ラリー(英字/Asia Cross Country Rally 通称アジアンラリー)は、タイ王国を起点として、隣接したアジア各国の山岳部やジャングル、海岸、プランテーションなど、アジアの特徴ある地域、自然、気候の中で毎年8月に開催される(FIA国際自動車連盟)、FIM(モーターサイクリズム連盟)公認のクロスカントリー・ラリーになります。2016年の開催で21回目を迎えるアジア最大の大会です。
CTSでは、2013年から学生メカニックが参加しており、2016年で4年連続で参加しています。
アジア・クロスカントリー・ラリーの流れ

アジア・クロスカントリー・ラリーは、毎年2000kmのコースを一週間で走り切ります。もちろん、メカニックチームも合わせて移動して行きます。ホテルより朝のスタートと同時に、またはレースカーよりも早くサポートカーに乗り込みます。移動中には、SS(スペシャル・ステージ)途中でレースカーのサービスが行われるPC(パス・コントロール)で行うサービスに向けて、ガソリンはもちろん水分補給の水なども購入などの準備をその日のコースによって決めて行きます。タイムを競うSSのゴール後は、リエゾンと呼ばれる移動区間になります。このリエゾンはサービスカーもレースカーとほぼ同じルートで移動して行きますが、その距離は1日200km〜300kmで250kmの山道なんてことも普通です。
ホテルに戻るとサービスがスタートして、サービステント設営、車のチェックなどを行いますが、一番大切なのは洗車です。ボディ、下回りなどの泥などを落として明日の過酷なレースに向けて細かいチェックや修理がしやすい状態にします。破損や故障部分があれば必要な部品や修理方法なども考えます。
そして、ねじ類の緩み、様々な個所を翌日の朝までに過酷なレースで耐えられるように整備を行います。メカニックの作業は深夜までつづこともありますが、朝のスタートして無事にゴールした瞬間の感覚は何とも言えないものがあります。そして、何よりも、連携することで発揮できる力、「チーム」の大切さが強く感じれるはずです。

