皆様ごきげんよう。
千葉 自動車整備士学校の「中央自動車大学校 鎌ヶ谷キャンパス」の一級担当「ばっさん」です。
今回は「やっちゃえ、日産」でお馴染みの株式会社CNホールディングス様による、日産自動車出張講習が開催されましたので、ご紹介させていただきます。
今回は、座学による「EV+運転支援技術」と実車を使用した実習3セクションを約半日をかけ開催してくださいました。
座学では、日産が考える今後のEVの流れや、それに対してどのように対応してくかの整備技術の紹介をわかりやすく説明してくださいました。
教科書に載っていない最新技術や、グループで取り組んでいる独自の整備技術などを細かく解説いただき、生徒たちは興味津々の様子でした。
私も夢中になってしまい写真を撮り忘れました・・・(゚∀゚)笑
実習パートでは3グループに分かれ各セクションごとに見て回りました。
セクション1 自動駐車システム


画像にあるモニター内に映っているPのマーク(見づらくてごめんなさい)は車両の持っているセンサーで白線を基に駐車スペースがあるかどうかを認識しています。スペースがあると認識するとPマークが出て、そこをタップすると自動駐車を開始します。
もちろん駐車中も各センサーの信号により安全性を確保しています。
セクション2 現行フェアレディZ、35GTR紹介
現行フェアレディZ


みんなはあまりお目にかかる事の無いフェアレディZ。Zの魅力に取りつかれたようです。(; ・`д・´)
35GTR


車両価格を聞いて近寄れなくなってしまったかな?心なしか一歩下がっている気が・・・(゜o゜)
興味はあるが近寄れない。もどかしいですねぇ( *´艸`)
セクション3 タブレットを使用した診断ツール(アプリ)+EV車両点検指南



タブレットのビデオ機能でドアのパネルを映すと・・・映っているドアパネルを固定しているクリップやボルトの位置、骨組み等が可視化されてタブレット上で確認できるようになっている。これでだれでも簡単に取り外しが可能となった。
こちらはエンジンルーム内をタブレットで映して、幾多にも伸びている配線の識別ができるようになっている。
診断ツールの進化によって故障診断の質が格段に上がりますね!


EV車両の点検要領や注意事項の説明。
コンベ車とはまた違った点検が必要になります。それぞれの車両に対してそれぞれの点検が必要になることを学んでくれました。
終わりに現役メカニック様たちによる座談会の機会を設けてくださりました。
実習で盛り上がってしまい時間が限られてしまいましたが、非常に有意義な時間となりました。
以上でCNホールディングス様による、EV研修、実車実習でした。
日々お忙しい中で貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました。
まだ現場経験のない生徒達にとって今の現場最前線はとても良い刺激になったと思います。
また、ご縁がございましたらよろしくお願いいたします。