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AXCR2024 車両製作工程 ②

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こんにちは!

千葉 自動車整備士学校の「中央自動車大学校 鎌ケ谷キャンパス」の一級担当です:)

前回は車両分解作業の様子をお伝えしました!今回はその続きです٩(ˊᗜˋ*)و

 

前回の走行によるダメージを確認するためにも洗車は重要な作業です。

エンジン周り、サスペンション周りと動きが大きな部分はモチロンですが、フレームなどの動きの小さな部分も入念に洗浄します。

 

 

学校での授業の毎日は作業のリーダーによる作業内容の伝達、進捗の確認から始まります。全員で情報を共有するのはモチロン、何時までに誰が何を何処までやるのか。その優先順序を決めて様々な作業を同時進行で進めていきます。

 

フレームのクラックチェックや各種計測を行います。海外製のアフターマーケットパーツなども多数装着されているため整備書を見れば出来る・・・と言う単純な話ではありません。

目の前の部品の特性を見ながら、おかしな所を感じとり、未然にトラブルの芽を摘んでいく作業です。

基本が大切とよく言われますが、こういった一見地味な作業が一番大切なのですね。

改造する部分も沢山あります。レース用の見たこともないような部品などはどのように取付けし、セッティングすれば良いのか・・・ずばりコレ!といった答えはありません。使用する部品、車両、周りの部品との整合性、環境など様々な方向から考え、最適解を導き出します。学生達も職員から考え方を学びます。

ジムニーシエラの大仕事は、ホイールベースのストレッチとそれに伴うボディワークとピックアップトラックボディ化です。

さてどのようになっていくのか・・・乞うご期待です!