こんにちは!
千葉 自動車整備士学校の「中央自動車大学校 鎌ケ谷キャンパス」の一級担当です:)
先日、一級自動車整備科の学生を対象とした、日頃中々体験できない大型車を扱う、
株式会社はとバス様にお邪魔し、はとバステクニカルサービスセンターへ伺い、研修を
開催しました!
そうです。ご存じ「はとバス」ですね!
待機中のはとバス達は普段は街中をお仕事で走り回っているので、
まとまった台数を一度に見られて壮観です!100台以上もあるそうですよ:)
学生達は広大な敷地で迷子になりそうです。点検・車検などの整備はもちろん板金工場、大型車用洗車機なども併設されています。
オリエンテーションを終え、まずは整備工場での点検・車検・検査の工程を視察させていただきます。
大型車は、乗用車と違ってタイヤが沢山付いています。後ろのタイヤが2つ並んでいる構造を「後2軸」などと呼んだりしますが、そのような車に対応する検査テスタや堀ピットなどと呼ばれる地下に作業員が入るタイプなど様々な機器が整備され、学生達も興味津々でした。昇降機能もペダルで操作可能であったりと、作業環境が考えられていると感じました。
学生達は他にも、大型車ならではの作業工具や、メンテナンス中のエンジンなど沢山の気づきを得られたようです(^^)
普段見慣れない作業風景に学生達も一つでも多くの知識を得ようと真剣そのものです。ふと天井をみると・・・
数々のリールの群れがあります。エンジンオイルなどの廃油を集中吸引するシステムやバキューム、電源やエアホースなど作業効率が上がり、クリーンで環境負荷の少ない整備環境など様々な取り組みを目の当たりにして、学生達には沢山の気づきを得てほしいですね。
ダブルデッカーのオープンルーフバスに体験試乗させていただきました。自動車の高さ制限がある中で効率的な車両製作がなされていました。2階建てバスの構造や仕組みなどを学びながら、記念にパチリ。
続いて、板金塗装エリアへと続きます。
板金作業中の大型バスや・・・大型バスが丸々一台入る大型の塗装ブースも見学させていただき、3.8mの高さのルーフの塗装をどうやるか?など疑問を解消しつつ、どんどん学習していきます。取扱いが大型車中心ならではの工夫が随所に見受けられました。
大型車の整備を志す学生も在籍していますので、多くの知識を得られたのではないでしょうか。
最後に、沢山のプログラムを担当して頂いた、はとバス車両整備部のお二人をご紹介します。
実は本校の卒業生でもあります、小池主任と中田さんのお二人でパチリ!
本校卒業生が立派にご活躍されている姿を見ることができてこちらもうれしくなります:)
今回、学生の成長のためにご尽力戴き、このような貴重なお時間を作っていただいた株式会社はとバス様、本当にありがとうございました。