・AXCR2018は、タイのパタヤをスタートし、カンボジアのプノンペンがゴール
(総走行距離は約1,900km)
「8/13:LEG1(パタヤ → カビンブリ)」
・8:00
レーススタート!
ラリーは、「定められた時間内に移動する区間=リエゾン」と「タイムアタックを行い出来るだけ早く走行する区間=SS(スペシャルステージ)」とに分かれており、まずは、ホテルから山の中にあるSSに向かうリエゾンからスタート!(途中で給油をしたり、高速道を使う場合もある)
・リエゾン、ゴール地点
この先にSSのスタート地点があり、各車決められた時間にスタートする。
SSはできるだけ早くゴールするために、道なき道を全開走行!
・SSの途中で、一部一般道を通る場所がある。
チームスタッフが集って、自分のチーム車両が無事に通過る姿を確認!
・No,110: Garage Monchi(ジムニー)
・No,117:AKINDO – GO(FJクルーザー)
・No,118:FLEX SHOW AIKAWA Racing(ランドクルーザー プラド)
リヤバンパーが損傷している!!
・午後のSSが終わって、ホテルに帰ってくると、車両は泥だらけ・・・
このままでは、夜の整備にも支障がでるので、街にある洗車場にて綺麗に洗ってもらう。
・夕食後、夜の整備。
・損傷個所の確認、修理、ボルトナットの締め付け確認などを行い、
翌日も全開走行が出来る様に整備する。
・この日は、CTSがお世話になっている3チーム共、特に損傷は無く、通常整備で終了となった。
「8/14:LEG2(カビンブリ → ブリラム)」
・8:00
ホテルからSSへのリエゾンからスタート
・SS途中でガス欠にならない様に、できるだけSSスタート地点に近いガソリンスタンドで給油する。
・午前のSSと午後のSSの間に、10分程度のサービスタイムがあり、そこでガソリンの給油や損傷があった場合は応急処置などを行うのだが、チームあきんど号のFJクルーザーが損傷を負って帰って来た!
午前のSS内で他のチームの車両に追突をされたらしく、バックドアが大きく損傷し、一部穴が空いている!
テープなどを使用して、応急処置をし、とりあえず午後のSSで走行できる状態にする!
・チームあきんど号のFJクルーザーは、何とか午後のSSを終え、無事にホテルに帰ってきたので、再度補修とその他にダメージがないか確認!
・チームGarage Monchiのジムニーは、トラブルなく、通常整備で終了した。
・しかし、チームFLEXのプラドが帰って来ない!!
状況確認をしてみると、フロントハブと言う、タイヤを取り付ける部分のベアリングが左右とも破損し、走行不能となってしまったとの事!
何とか現地で応急処置をしてホテルへ帰って来たが、明朝スタート出来る様に、夜通しの整備が始まった・・・。
「8/15:LEG3(ブリラム → タイ/カンボジア国境 → シェムリアップ)」
・8:00
ホテルからSSへのリエゾンからスタート
チームFLEXは、車両修復に朝5時までかかったが、きちんとSSを走行できる状態に修理した。睡眠時間は約1時間と超ハードだけど、こんな時の為に居るのがメカニック!チームFLEXの二人、良く頑張った!
・サービススタッフもゴール地点へ向かったが、途中で「SSキャンセル」の連絡が入った。
どうやらSS内の橋が崩れてしまい、通行不可となった為、SSは中止となり、一同国境へ向かう事となった。
・タイーカンボジア国境
まず、タイからの出国手続きをして、その後100mぐらい先でカンボジアへの入国手続きをする。
空港以外で出入国手続きをするのは皆初めてなので、少し緊張・・・。
・無事に国境を超え、カンボジアに入国。国境越えがあるので、この日は午後のSSは無いので、そのままホテルへ向かう。街を離れると、タイとは明らかに違う風景が・・・。
・ホテル到着後、夕食を済ませて夜の整備開始。
ただし、この日はSSが無かったので、ほとんどのチームがタイヤを外さずにできる程度の確認で整備終了だったが、チームFLEXは・・・。
・前日行ったフロント足回りの確認と、前日出来なかったリヤ足回りの確認をタイヤを外して行う。
午前1時頃、整備終了。
連日遅くまでの整備は大変だけど、次の日もドライバーが全力で走れる状態に仕上げるのがメカニックの仕事!
FLEXの二人、お疲れ様!!
次回はレース後半戦突入!
この後はどんな波乱が待っているのか!?