こんにちは、
千葉 自動車整備士学校の「 中央自動車大学校 鎌ヶ谷キャンパス」の一級担当です。
今年も、この季節がやって参りました!
AXCR アジアクロスカントリーラリーの車両製作です!!
以前のブログで少しだけ紹介しましたが、本編になります!
よりリアルな学生の作業風景を伝えていきますのでお楽しみに。
突然ですが、前半戦のハイライトをお送りします:)
1日の始まりは担当車両のチームミーティングから
スタートします。
仲良く雑談のように見えますが・・・
チームリーダーがテキパキと適材適所の作業担当を割り振ります。
気合いフルチャージで作業に臨んでいきます。
決められた期限の中で、高い完成度が求められるので、
時間管理や作業熟度、責任感が同時に育っていきます。
最近の乗用車はモノコックボディといって、たくさんの骨格パネルを接合して
車体強度を保っていますが、ラダーフレーム式の車もまだまだ健在です!!
特徴は、とにかく丈夫なこと。街中のトラックはみんなこのタイプですね。
ボディとフレームが分離出来ちゃうのも特徴です。
中々体験できない作業に、学生も真剣です!
皆いい顔してます:)
分離したフレームは、洗車・・・洗シャーシします!
ボディが無い分、軽いのですが・・・
ハンドルも無いので、移動が大変なのです。
なので・・・学校では秘密兵器を使います!
フレームからサスペンション(タイヤ付近の部品)などを取り外すと・・・
フレームの点検です。
過酷なラリーでは、絶対に壊れないような部品が当たり前のように
壊れます。
タイの赤土や錆、塗料などを適切に処理しながら、
各分野毎に分かれて自分の担当箇所を徹底的に調べます!
頑張れみんな!
様々な修理を行いつつ、その修理作業の完成度も点検しないといけません。
実際に部品を搭載してみて正しく作業が行われたか、確認します。
先生の厳しい目で一つ一つ確認されていきます。
普段、中々体験できない作業が体験できたようですね!
自動車整備は、経験工学とも言われます。
どんどん色々なことにチャレンジして欲しいです:)