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AXCR アジアクロスカントリーラリー①

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こんにちは、

千葉 自動車整備士学校の「 中央自動車大学校 鎌ヶ谷キャンパス」の一級担当です。

 

今年も、この季節がやって参りました!

AXCR アジアクロスカントリーラリーの車両製作です!!

 

以前のブログで少しだけ紹介しましたが、本編になります!

よりリアルな学生の作業風景を伝えていきますのでお楽しみに。

 

突然ですが、前半戦のハイライトをお送りします:)

 

1日の始まりは担当車両のチームミーティングから

スタートします。

仲良く雑談のように見えますが・・・

チームリーダーがテキパキと適材適所の作業担当を割り振ります。

気合いフルチャージで作業に臨んでいきます。

決められた期限の中で、高い完成度が求められるので、

時間管理や作業熟度、責任感が同時に育っていきます。

 

 

最近の乗用車はモノコックボディといって、たくさんの骨格パネルを接合して

車体強度を保っていますが、ラダーフレーム式の車もまだまだ健在です!!

特徴は、とにかく丈夫なこと。街中のトラックはみんなこのタイプですね。

ボディとフレームが分離出来ちゃうのも特徴です。

中々体験できない作業に、学生も真剣です!

皆いい顔してます:)

 

分離したフレームは、洗車・・・洗シャーシします!

ボディが無い分、軽いのですが・・・

ハンドルも無いので、移動が大変なのです。

なので・・・学校では秘密兵器を使います!

 

フレームからサスペンション(タイヤ付近の部品)などを取り外すと・・・

フレームの点検です。

過酷なラリーでは、絶対に壊れないような部品が当たり前のように

壊れます。

タイの赤土や錆、塗料などを適切に処理しながら、

各分野毎に分かれて自分の担当箇所を徹底的に調べます!

頑張れみんな!

 

様々な修理を行いつつ、その修理作業の完成度も点検しないといけません。

実際に部品を搭載してみて正しく作業が行われたか、確認します。

先生の厳しい目で一つ一つ確認されていきます。

 

普段、中々体験できない作業が体験できたようですね!

自動車整備は、経験工学とも言われます。

どんどん色々なことにチャレンジして欲しいです:)