こんにちは
千葉 自動車整備士学校の「中央自動車大学校 鎌ヶ谷キャンパス」のAXCR担当です。
今回はLEG5からの模様をお伝えします。
8月13日(木)ELG5
昨日の整備時間も取れ、万全の体勢⁇でスタートです。
LEG5はホテルを起点としたループで、リエゾン区間103.82km SS区間199.13km 約302kmで沼地にハマったLEG1と同じコースで競技が行われます。
朝、ホテルをスタート
サービスポイントに向かい、ラリーカーの到着待ちです。この日はサポート車両3台とも何事もなく無事に送り出す事が出来ました☺️
PROPAK GEOLANDAR ASIAN RALLY TEAM136号車 137号車 コースクリア
ホテル到着です
eTOHYO FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TORES 140号車は「アクセスを踏んでも回転が上がらない」との事でゴール地点に向かいます
泥によりフロント部分が大きく破損しています
ホテルに戻り修復作業です!
回転が上がらない状況、サスペンションの損傷など確認です
明日のLEG6もカンボジア国境近くを走るルートの為、レースキャンセルなので1日かけて修復できます
ECU系統に異常がなく、翌日原因を探ると、泥により吸気系統のシュノーケルがタイヤハウス内で破損しており、そこから泥を吸い込んだ事が原因と判明!
修理、清掃、交換作業を行います。
作業を終え、エンジン始動、試運転を行い正常に作動したことを確認、ボディー修正に入ります
全ての作業を終え、最終テスト時に何と!!!
エンジンの出力が全く出ず、低速走行となり原因の追求作業となりました
原因は、、スパークプラグ
予備のパーツはない為、現地調達となり、全ての作業を終えたのは夜遅くとなってしまいました。
一方、PROPAK GEOLANDAR ASIAN RALLY TEAM136号車、137号車は
1日かけてこれまで時間が取れず出来なかった重整備に取り掛かります
ガラス修復、足回り交換、電装品関係
やることも多く、こちらも夜までの整備となりました
8月15日(金)LEG7
プラチンブリ〜パタヤ間 リエゾン区間237.25km SS区間164.9km 約402kmで競技が行われます。
サービスポイントでは
eTOHYO FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES140号車は、問題なくクリア!
PROPAK GEOLANDAR ASIAN RALLY TEAM137号車もクリア!
しかし、136号車は後ろから追突されリヤまわりを大きく損傷して戻ってきました
レースを終え、ホテルでの修理にかかります。
遅くまでの作業となりましたが、何とか走行出来る状態になりました
お疲れさまです
8月16日(土) LEG8
パタヤ〜パタヤ間 リエゾン区間258.28km SS区間69.55km 約327km 最終日となります
朝のルーティンを終え、無事完走する事を願って送り出します。
サービスポイントでも、損傷が激しいチームが多い中、3台とも無事に戻る事が出来ました
PROPAK GEOLANDAR ASIAN RALLY TEAM136号車 137号車
eTOHYO FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES 140号車
完走!!!
フィニッシュセレモニー
夜は表彰式です
AXCR2025 リザルト
eTOHYO FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES 140号車
総合 30位 T1Gクラス4位
PROPAK GEOLANDAR ASIAN RALLY TEAM136号車
総合 38位 ジムニー部門 5位
137号車
総合 33位 ジムニー部門 3位
の成績で終えることが出来ました
このラリーで経験した時間はとても短い期間ですが、とてもたくさんの経験が出来ました。
車造りから始まり、レース期間中のサポート、アクシデントの対応、チームの結束、チームを超えた参加者の皆様との繋がりなどかけがえのないもとなったと思います。学生自身もレースを通じて、一回りも二回りも成長できた事でしょう。
今回、AXCRに携わっ関係者の方々に感謝いたします。本当にありがとうございました。