CTS Stepup Program

AXCR2017

AXCR2017

AXCR2017 タイ北部 約2000km

CTS STEPUP PROGRAM 2017
今年で5年目の参加となるアジアクロスカントリーラリーです。車両の製作、海外ラリーでのメカニックとCTS一級四年生が頑張っています。

学校だけでは学べない”経験”を身につけるために!
AXCR2017では、TEAM JAOSハイラックスレボをAXCR2016で得た改良を含めた作業をするために再度CTSにて駆動系も含めた全体の分解をしてフレームなども亀裂をチェックを行いました。特に負担の大きいトランスミッション、デファレンシャルなどはベアリングなどもすべて交換されています。車両のフレームのリヤ部分は昨年フレーム補強、ロールケージを製作された㈱OKUYAMA様にて作り直しを行いました。昨年の新車からの製作とは違い2016年に過酷なラリーを経験しているハイラックスREVOの整備はとてもシビアでレースを完走できるために必要な整備を目指しました。

 

TEAM FB Shinozuka CTSのジムニー1600もリメイク!AXCR2016 でかなりの損傷を受けていたJIMNNYは、まずすべての部品を分解するところから始めました。まずは、破損の大きかったフレームをすべてチェックして破損部分の修理、補強を行い、エンジンはすべて新しく変更しました。そして、ハイラックスREVOと同様に駆動系のオーバーホールを行いました。現地では、TEAM Garage MONCHI,TEAM JAOS ,TEAM FB Shinozuka CTSのメカニック、サポートとしてCTS一級四年生から選ばれたメンバーが参加しています。AXCR2017 では、多くの遺跡があるアユタヤをスタートして戦場にかける橋で有名なカンチャナブリ、ミャンマーの国境に近いルートを通りナコンサワン、ペチャブン、アユタヤに戻る2143.88㎞のテクニカルで過酷なコース設定になっていました。初日のミスを取り返しTEAM FB Shinozuka CTSは、総合8位、T1Gクラス1位と三年連続のクラス1位という結果でした。TEAM JAOSのハイラックスREVOは、各部の損傷を乗り越え完走し総合10位の成績を得ました。次の日に向けた整備では、スコールに降られながらの作業や明け方までの整備と過酷なことも多くありましたが、参加した学生も多くの経験を得て一回り大きくなったように感じました。

CTSステップアッププログラムでは、単に成績のみでの選抜は行いません。

一番の選抜基準は成績だけではなく「やる気」です。4年間を通して頑張った学生が選ばれるカリキュラムになっています。

是非、後輩たちにもこのような経験をしてもらいたいと思います。
CTS STEPUP PROGRAM 2017

車両製作風景や現地での様子