こんにちは。
千葉自動車整備士学校の「中央自動車大学校 鎌ケ谷キャンパス」の高等課程です。
新年度になり新しい仲間が入学し、高等課程はいつものにぎやかさを
取り戻しております。
春休み中はシーン・・・としていた校舎にも春の訪れとともに
元気な声があふれかえっております。
さてさて、まずは入学したての緊張感あふれる1年生の様子からお伝えします。
何やら真剣な表情の生徒達です。
ぴかぴかのツナギに身を包んだ1年生は『工具実習』の真っ最中です。
工具の名称と正しい使い方について学んでいます。
整備士にとって工具はなくてはならない必須アイテムです。
実際に手に取ってじっくり観察しスケッチをしながら、
特長や種類を覚えています。
何気なく手にしていた工具もきちんと使いこなすためには
正しい知識が必要です。
ここでしっかり学んで工具を大切にできる整備士になって
ほしいと願います。
次は実践!まっすぐネジをたてる練習中。
お次は実際にドライバーでねじをたててみます。
簡単な作業のようですが、ちょっとしたコツがいるんです。
ねじに合うサイズのドライバーをを選択したり、
回す力よりも押す力を多めにしたりとねじをたてるだけでも奥が深いのです。
このあと、1年生はまさかの試験という現実を知ることとなりましたが、
全員無事終了しゴールデンウィークを迎えました(・o・)
お次は2年生。
何やら難しい顔で部品を手に取り、目盛りとにらめっこしています。
2年生は『エンジン実習』が始まりました。
単体のエンジンを分解組立しながら各部について学びます。
そして分解だけでなく各部の計測もしていきます。
みんなが手にしている測定具は『ノギス』。
われわれ整備士にはおなじみのノギスですが、
メモリの読み方を覚えるまでは悪戦苦闘。
『みんなくじけずがんばって!』と
目盛りは読めますが年々見にくくなってきている筆者は陰ながら応援します(>_<)
そして3年生は・・・
磨いています。ひたすら磨いています。
『板金実習』が始まりました。
まずは『磨き作業』から!
コンパウンドを使ってぴかぴかに磨き上げます。
これでもか!というほどに磨き上げていました。
つるつるぴかぴかになったボンネットの行方は・・・
パテ盛り中(。-_-。)
磨きあがったボンネットは凹みを作りパテ盛りされていました。
このあとパテを削り成形していきます。
ぴかぴかに磨き上げたことで、凹みができる前の状態も確認して
いるのできっと上手にできるはず!
生徒達は凹みを作る先生にちょっとびっくりしていましたが、
完成を楽しみに陰ながら応援したいと思います。
新年度も元気な高等課程は各学年スタートしました。
今年度も、高等課程の様子をお伝えしていきますので
よろしくお願いします!
☆番外編☆
なにやら制作中の様子ですが、火花バチバチにも動じません!
こちらは1級3年生の『工作実習』のひとコマです。
各班に分かれ設計図を作成し、鋼材を切断したり溶接したりと作業に没頭しています。
こちらの完成も楽しみです。
高等課程のみんなもこんな逞しい先輩になってくださいね(・∀・)