こんにちは！
千葉 自動車整備士学校の「中央自動車大学校 鎌ケ谷キャンパス」の一級担当です:)
今回の第2回目は、LEG1からの模様をお伝え致します。
LEG1は、HQ（ヘッドクウォータ）の置かれているスラタニのダイヤモンドプラザホテルを拠点にしたループコースが設定されています。SS区間は161.84km。その他リエゾンを含む296.22kmで競技が行われます。
初日は、車両が問題なく走行できる事を願うばかりです。全ての作業を思い出しながら自信を持って送り出します！
SS区間の途中にＰＣサービスが設けられているので、車両を送り出したらＰＣサービスエリアに向かいます。SS1のＰＣサービスでは、コ・ドライバーがサービスで使える時間を計算し、伝えてくれます。時間が決まったら、その時間内に行える点検、洗車、補修、給油などを行います。ラリープラドでは、サスペンションにトラブル発生。残りのSSが走行できる応急処置を行い、LEG1終了後のサービスに向け、対策を行います。
一方、ジムニーチームは車輪が空転してしまう4輪スタックが発生。脱出に大きく時間を取られてしまいました。PCに到着後、フロントサスペンションにダメージを負っていたため、サービスでの修復が必要となりました。また、4輪駆動システムにも不具合が生じており、同時に修理が必要になりました。
修復作業の前に積もった泥を落としておかないと、目に入ったり、作業効率も悪く適切な点検作業の妨げになりますので、洗車をしてからサービスが開始されます。
夜のサービスでは、両チーム共に明日の出走に備え、復元を行います！破損パーツ等はスペアに交換し、修理が必要な箇所は修理を行います。
翌日のLEG2に向け必死の作業が続きます。